月ヶ瀬健康茶園

お知らせ・ブログ

秋番茶の収穫、秋整枝のこと

毎年、秋番茶の収穫や秋整枝作業は10月中に行っているのですが、今年は高温状態が続くので10日程遅らせて作業を行いました。

気温が高いと、整枝した面から再び芽が出てくる恐れがあるからです。これまでのように徐々に気温が下がりながら夏から秋、秋から冬へと移り変るような陽気ではないので、作業のタイミングも、よく考えていく必要があると思いました。(岩田文明)

 

 

「セミの抜け殻」の思い出

お茶の加工場入口で見つけた「セミの抜け殻」、ここで蛹から成虫になって飛び立ったセミがいた。子供の頃は「セミの抜け殻」を「ゴロ助」と呼んで、集めていたことを思い出しました。

    

最近、朝晩、秋らしい陽気となってきましたが、日中は半袖でいられるような日が続いています。例年に比べて日中は暑い日が続いているのに、日が短くなってきたり、朝晩の冷え込みは、11月を感じる今日この頃です。(岩田文明)

今朝の宮山茶園からの風景

9月後半になり、日が短くなってきたのに、残暑厳しい日が続きます。月ヶ瀬では、秋の気配を感じる頃になると、毎朝、朝霧が出るようになります。今朝は、宮山茶園からの風景です。岩田文明

 

 

 

 

オニフスベというキノコを発見

茶園の中に、白いボールが落ちていると思いきや、オニフスベというキノコでした。調べてみると、江戸時代は馬勃とも呼ばれ成熟前なら食用も可能ということでした。(岩田文明)

皮を剥いてみましたが、中身が褐色で、既に成熟してしまっており、食用不可でした。

茶粕を茶園に還しています

お茶を加工していく工程で出る茶粕は大切に残していくようにしています。茶粕は、有機栽培や自然栽培をする中で、貴重な肥料となるのですが、茶園全体に入れる程の量も無いので、樹勢が弱っているピンポイントに絞り込んで、樹勢回復に向けて活かすようにしています。 茶粕播き作業の時は、元気の良い茶園から集めた力を投入しているような気持になります。(岩田文明)

 

秋の肥料播きをしています

当園には自然栽培茶園と有機栽培茶園があるのですが、今、有機栽培茶園では年に一度の肥料播きをしています。播いた菜種油粕は、すぐに耕運機で耕して、土や(敷き詰めた)萱と混ぜていきます。茶の木の枝が伸びて、通路が狭くなっているのですが、畝間に播いた肥料が乾かないようにすることが大切なので、ちょうど良い状態になっていると考えています。

有機一番摘み月ヶ瀬煎茶や有機一番摘み月ヶ瀬煎茶(満月)など、このような作業を毎年繰り返している茶園から、お届けさせて頂いています。(岩田文明)

         

 

 

 

干ばつによる地割れ

ここ数日、少し雨が降る日もありましたが、干ばつによる地割れが戻っていない所もあります。この場所は実生(幼木)園なのですが、奈良・月ヶ瀬でも、今日から大雨の予報です。干ばつ、大雨と、過酷な自然の中で、適応しながら育っていって欲しいと思います。(岩田文明)

 

恵みの雨

梅雨が明けた後、まとまった雨が降ってませんでしたが、ようやく恵みの雨です。今年は、気温が高い影響もあったのか、短時間の雨では水が地中まで浸み込まず、岩盤の上の雑草が枯れてしまうほどの干ばつ被害が出ていました。茶樹も、こういった場所で、根が浅い幼木で、干ばつの被害が出てきている所もありました。

今回の干ばつで、樹齢の若い実生園で自然淘汰される幼木もありましたが、生き延びた茶樹は更に適応能力を高めてくれるような茶園環境をつくっていくことが大事だと考えています。(岩田文明)

 

近況のご報告とお詫び

今年、新茶の収穫と製茶は、予測より早く5月3日から始まり、後半の晩生種「べにひかり」「べにほまれ」等の紅茶製造まで、おかげさまで5月末日に終えることが出来ました。その後は、ご予約頂いた新茶の袋詰めや荷造り、出来たお茶を貯蔵するための作業、茶園では来年の新茶に向けて整枝作業など、急ぎ進めており、もう少しで一段落するところまで来ました。

今年は、50か所以上に点在する茶園で一斉に収穫適期となり、スタッフ・パート・家族総出で、連日、茶刈と製茶に取組みしました。おかげさまで、適期を逃さず、最も美味しく飲んで頂けるタイミングで収穫・製茶を進めることが出来ましたが、これまで1か月程の間、ご返信が遅くなったり、お待たせしてしまうこともあり、申し訳ございませんでした。

まだお待ち頂いている状況も続いておりますが、順次出来次第、ご発送させて頂きます。よろしくお願い致します。(岩田文明)

新茶の収穫に向けて、春整枝を開始しています

今年は雨が多く、春の訪れが少し早そうなので、例年より早めに、春整枝を開始しました。

昨年の秋まで伸びた枝葉を整枝して、新茶を収穫する摘採面をつくっていきます。(岩田文明)

« 古い記事