アッサム系の品種である「べにふじ」の種採りをしていた時のことです。数年前、株周りに、自然落下した種から育った(ひとり生え)と思われる茶株があったので、引っこ抜いてみました。
株の太さや根の長さから、まだ若木なのに、背が高く育っていたのに驚きました。日本の茶樹に比べて、アッサム系の茶樹は高木になると言われていますが、その予兆を感じました。(岩田文明)

引っこ抜いたアッサム系の茶樹「べにふじ」と、スタッフの増田。
アッサム系の品種である「べにふじ」の種採りをしていた時のことです。数年前、株周りに、自然落下した種から育った(ひとり生え)と思われる茶株があったので、引っこ抜いてみました。
株の太さや根の長さから、まだ若木なのに、背が高く育っていたのに驚きました。日本の茶樹に比べて、アッサム系の茶樹は高木になると言われていますが、その予兆を感じました。(岩田文明)
引っこ抜いたアッサム系の茶樹「べにふじ」と、スタッフの増田。
来春、新しくつくる茶園に植えるための種採りを進めています。今年は、種の数が少ないので、少しずつ、いろいろな種類の種を採っています。スズメバチなど、たくさんの種類の蜂が、大切な働きをしてくれているおかげで、実りがあります。(岩田文明)
蜂は、とても大切な働きをしてくれています。
今年、初めて採種した紅茶品種「いんど」の種
今年、初めて採種した紅茶品種「べにふじ」の種
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10月10日頃から始めた「秋番茶」の収穫と製茶作業を終えることが出来ました。
6月に刈下番茶を収穫して以降、例年より早い梅雨明け、そして暑い夏がありましたが、この間、「有機栽培茶園」「自然栽培茶園」ともに、充実した枝葉が育ちました。
来年の新茶が、とても楽しみな園層になっています。(岩田文明)
有機一番摘み月ヶ瀬煎茶(満月)の茶園での収穫作業(茶園名:ホリコシ峠2 品種名:おくみどり)
今年も、茶園の畝間に敷き詰める草の準備を始めています。
「ススキや笹などの下草を刈る⇒乾かす⇒括って束ねる⇒立てておく」という作業手順です。
そして晩秋~冬になってから、束ねた草を茶園に運んで、敷き詰めていきます。
昨年、敷詰めた草は、今夏の暑い(干ばつの)時に土が乾きにくくしてくれたり、台風が来て突然の大雨になっても土が流れにくかったり等、いろいろな面で大切な役割を果たしてくれていました。(岩田文明)
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昨日のイベントで手摘みした一芯二葉の新芽。昨夜から、一晩萎らせ(萎凋)、今日は『揉捻⇒発酵⇒発酵止め⇒乾燥』という工程で、紅茶に加工しました。
今回の芽は、発酵を進めない方が個性が出たので、「やぶきた実生」は発酵浅め、「やまとみどり実生」は発酵を進めた標準的な方法で、仕上げてみました。
これからしばらく貯蔵熟成して、クリスマス頃を目安に、イベントに参加戴いた皆様にお届けさせて頂きます。(岩田文明)
httpss://youtu.be/ipucAiN1YTg
httpss://youtu.be/tNDHhpLUTXA
httpss://youtu.be/CtgNnu_8N9Q
発酵浅めでつくった「やぶきた実生」
発酵を進めた「やまとみどり実生」
仕上げた紅茶(やまとみどり実生)
昨年、一昨年と、台風や雨で中止になった茶摘みイベントですが、今年は、3年ぶりに実施することが出来ました。
同じ茶園内で、隣同士になっている「やまとみどり実生」と「やぶきた実生」。それぞれ同じぐらいの量を摘むことができました。
今日、みんなで摘んだ新芽は、これから紅茶に加工して、、12月に、お届けさせて頂く予定です。ご参加いただき、ありがとうございました。(岩田文明)
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手摘みイベントまで、あと5日となりました。今年は、複数の茶園で、良い新芽が摘める状態となってきています。節間(葉と葉の間の茎)が短い新芽は、摘むのに時間がかかりますが、ゆっくりと育っているので、たいへん良い香りが出ます。
どこの茶園で、どんな品種を摘もうか、しばらく茶園を周りながら状況をみて、前日に決める予定です。(岩田文明)
井口山茶園 べにふうき
ゲンダラ2茶園 在来種
ゲンダラ茶園 やまとみどり実生
コメノ茶園 やぶきた
キトロデ茶園 やぶきた実生
キトロデ茶園 やまとみどり実生
宮山茶園 さえみどり
今夏、7月中旬以降、例年より暑い日が続きましたが、茶のほうは順調に生育しています。
その中で、とくにアッサム系の「べにふうき」と「べにほまれの」の生育が、例年と比べて非常に旺盛です。月ヶ瀬で猛暑だったこと(日照量)が、アッサム系の茶樹にとって、ちょうど良かったということなのか?いろいろと考えられますが、来年のファーストフラッシュが楽しみな園層になってきました。
ご期待ください。(岩田文明)
紅茶品種「べにふうき」 井口山茶園 18年8月30日撮影
紅茶品種「べにほまれ」 井口山茶園 18年8月30日撮影
種を植えて、二年目の実生茶園。一時は、雑草に覆われかけましたが、作業はギリギリ追いついています。
生長するにつれて、それぞれ、種採りをした茶樹の品種に似ているか、似ていないか、少しずつ分かるようになってきました。来年以降、いよいよ間引き作業(似ている株を残して、似ていない株を除いていく)を始める予定です(岩田文明)
さえみどり実生
そうふう実生
ごこう実生
べにひかり実生
茶園での除草作業中に、ムカデとムカデの卵を発見。卵を産んだ直後?のような気配でした。
ムカデは土壌動物なので、茶園の中での大切な役割と思うので、撮影後、逃がしました。
珍しい発見でした(岩田文明)