月ヶ瀬健康茶園

お知らせ・ブログ

今年もお茶の種植えを始めました

今年も、お茶の種を植える時期となりました。昨年の秋に種採りをして、冷蔵庫で保管してあった100kgの種を、しばらく浸水した後、新たにつくった3か所の茶山と、昨年台風で流された1か所の茶山に、直播していきます。

種植えは特別な仕事なので、普段は、事務仕事や袋詰め、荷造りを担当してるスタッフやパートさんも、みんなが同じ茶園に集合して、一緒に作業(種植え)を進めていきます。どのようなお茶でも、まずは「どのような場所に」「どのような種類の品種(種)」が植えられているか、ということから始まります。(岩田文明)

180326_104712

180326_104712

180322_182958

180322_182958

180322_173350

180322_173350

 

誘引しあって生長するお茶の苗

茶の実を植えて一年が経ちました。将来、茶の木が一株育つポイントに、種を8粒ずつ蒔き、徐々に間引きをしていくという計画です。

発芽した苗は、順調に5~20㎝(地上部)ほど育ってくれましたが、地上部の苗みんなが伸びているポイント(15~20㎝)と、伸びなかったポイント(5~10㎝)が、はっきりしている傾向が表れました。これは、近くで育つ、お茶の苗どうしが、誘引し合って生長していることの表れだ考えられます。非常に、興味深い現象です(岩田文明)

180312_143620

180312_143620

 

 

埋まっていた「根」から芽を出したお茶

毎年、収穫している茶園(成園)への落ち葉や草の投入作業が一段落したので、今度は、昨年、種を植えた茶園(幼木園)に草や笹チップなどの有機物を敷詰めています。

作業をしながら、植えたお茶以外のお茶(ひとり生えのお茶)を見つければ、違う種類となるので、排除していきます。無題

 

掘ってみると「土に埋まっていた切れた根」から出てきた芽でした。これは、以前、栽培していた茶の木の一部です。

180214_093748

180214_093748

 

「根分け法」といって、切断した根を土に埋めて、茶の木を増やす方法もあるのですが、このような感じになるということになります。生命力の強さを感じます(岩田文明)

 

 

 

 

 

陽を遮っていた木を伐りました

農閑期は「茶園の周辺環境をつくる」という大切な仕事があります。今週は、キトロデという茶園の東側に覆い被さっていた木を伐りました。暗かった茶園が一気に明るくなり、風通しもよくなりました。自然循環型のお茶づくりでは、茶園内の観察も大切ですが、その周辺環境がどのような状態かも、とても重要です(岩田文明)

キトロデ2木伐り

笹林になっていた茶山に種を植える準備を進めています

今春、3か所の茶山に茶の実を植える準備を進めていますが、そのうちの一か所「コイキビロ」で、地上部の有機物の持ち出し作業が終わりました。ここまでは当茶園のメンバーで作業を行いましたが、笹根の掘り起し作業は地元のプロの方にお願いをしました。今日から、ハサミが付いた大型ユンボが入りました。

地上部はジャングルでしたが、地下部も網の目のように根が張っています。(岩田文明)

無題

180120_104923

180120_104923

思うように、落ち葉を掻き集めることが出来る「サラエ」

落ち葉の回収を始めて、今年で5年目になりますが、いろいろなサラエ(ガーデンクリーナー)を使った中で、昔から農機具倉庫に置いてあった年代もの(写真C)が、最も使いやすいと感じます。このタイプなら、微妙な力加減がサラエの爪先まで伝わるので、雑草の隙間や凸凹した所に挟まっている落ち葉も、思うように掻き集めることができます。これまで仕事で使ったサラエを並べて、その違いを比較してみました。AとBは支点が一か所ですが、CとDは支点が二ヶ所あるために安定して使いやすいのだと思います。(岩田文明)

サラエ比較

地質の違いから、茶園マップを色分けしました

今日は雨降りだったこともあり、当園の茶園が点在する地域を、地質の違いという視点から、3分割して、色分けしてみました。自然栽培で、このような地勢を、お茶で表現していきたいと考えています。(岩田文明)

地質3分割 説明付き

2018年の仕事始め

先週末の二日間、仕事始めとして、チーム岩田のメンバーで抜根した茶の木燃やしをしました。引っ張り出した茶の木を、途切れないように、火の中に放り込んでいくので、年末年始の間、しばらく休んでいた体を始動するには、ちょうど良い仕事となりました。

茶の木の火で、餅を焼いて食べながら、無事、燃やしきることが出来ました。(岩田文明)

180105_084119

許可をとってから、作業を行っています。

180106_140144

180106_140144

 

 

あけましておめでとうございます

新年、あけましておめでとうございます。本年も、どうぞよろしくお願い致します。

月ヶ瀬健康茶園(屋号)は1984年から農薬・化学肥料を使わないお茶づくりに取組んできましたが、昨年(2017年9月29日)月ヶ瀬健康茶園株式会社として心新たに業務を開始致しました。地域にて栽培・加工まで、一貫して取組むことが出来る茶業だからこそ、社会において、茶園環境づくりの段階から果たす大切な役割があるのだと強く感じてきたことから法人化しました。今年も、チーム岩田全員で力を合わせ、精一杯、取組んでまいります。(岩田文明)

20180105165844

宮山茶園から、初日の出を望む(2018年1月1日)

50年前に茶山だった所に、種を植える準備を始めました。

昔は茶山でしたが、40年以上もの間、耕作されていなかった所に、茶の実を植えるため、準備を始めました。

現在は、笹ジャングルになっていて、在来の茶株がポツポツと残存しています。人の手が入らなくなって40年以上経過しても、このような植生なので、森に還るには、まだまだ年数が必要なのだと感じました。(岩田文明)

171216_083534

171216_083534

171215_161854

171215_161854

171215_164810

171215_164810

 

« 古い記事 新しい記事 »