今年の新茶のご案内ができました。
毎日、少しずつ、生育しています。茶園の上に載った落ち葉を取り除いたり、除草など、収穫に向けての準備作業を進めています。(岩田文明)
宮山茶園 さえみどり
3月中旬より新茶前の春整枝作業を行ってきましたが、一昨日、極晩生の「やまとみどり」を終え、すべての茶園で完了したところです。早く芽が出る斜面では、だいぶ芽が出てきました。(岩田文明)
春整枝作業 (ジョノクチ さやまかおり)
宮山 さえみどり
新茶の時期になると収穫した一部の茶葉は、茶工場横の山の中で萎凋(萎らせる)して、萎凋香煎茶や萎凋香緑茶を製茶しています。これまでの場所から、もう少し山の奥に行くと涼しくて良い場所があるので、萎凋風景を思い浮かべながら、排水と整地作業をしました。(岩田文明)
農閑期の茶園での仕事が順調に進み、いろいろな事が出来る状況になってきました。草が生えやすい茶園では、一度、畝間に落ち葉を入れた後、さらに笹を敷詰めてマルチ効果を高めたり、スタッフの駐車場の排水工事をしたり、茶園の排水工事をしたりなど、いろいろ並行して進めています。もう少し続く農閑期の時間を大事に活用したいと思います。(岩田文明)
落ち葉を入れた後、さらに笹を敷きました
落ち葉と笹が、茶園の畝間に敷かれた状態
駐車場の排水工事
茶園内の通気や透水性が高まるよう、暗渠排水をつくっています。
農作業の休憩中、茶株の下で、落ちた種から実生苗がたくさん生えているのを見つけたので、お茶にしてみました。いつも飲んでいるお茶より、ゴボウのような根の香味が特徴的に強く感じられました。
一年生苗ではありましたが、葉の先から根まで、茶樹全体を、まるごと飲んでみました。(岩田文明)
落ちた種から育った一年生実生苗
抜いた実生苗
熱湯で湯がいた後、天日干し
乾燥した苗を切断して、煮出しました。
農道沿いの急斜面の岩場に堆積している落ち葉を集めて、落ち葉の滝をつくってみました。気持ちが良いので、動画を撮りました。(岩田文明)
農繁期に稼働する荒茶工場。いつものお茶を製茶しながらも、新たな取組もしたくて、これまで、ずっと工事中のようなスペースもありました。今冬は、ちょうど20年前、就農一年目に、自分で建築した紅茶製造小屋を解体してリニューアルしているのですが、間伐材や昔の木製電柱、トタン、ボルトなど大量に出た廃棄物は、まだまだ使えるので、別の場所に、農具入れの小屋、トラックの車庫として、再活用することにしました。(岩田文明)
解体中の紅茶製造小屋
廃材で建築中の農具を入れる小屋
廃材で建築中のトラック車庫
新年のご挨拶もせぬままに、日々の仕事が始まっております。奈良・月ヶ瀬でも、2018年の冬以来の寒波が到来し、落ち葉集めをした農道の脇では、ツララがはっていました。
年明け早々、荷物を括るロープを忘れて行きましたが、スタッフのアイデアで、藤のツルを引っ張り出して来て、代替えとして活用してくれていまいた。このようなこと、日常でも、とても大事な感覚だなと思いました。(岩田文明)
藤のツルで落ち葉を括る
花崗岩の隙間からできたツララ
5月11日
新茶特急便の収穫の様子の写真です。
天気も良く、最高の茶刈日和でした。
収穫したお茶を本日中に製茶します。
3人チームで2組で収穫をします。
同時に製茶工場でお茶の加工がはじまります。
ヘッドライトはお茶の状態をどの工程でも明瞭に確認するための必須アイテムです。
翌日の5/12、検品・小分けして出荷いたしました。
今年は、5/10までにご予約いただきましたすべてのお茶を
5/12火曜日に発送させていただきました。