月ヶ瀬健康茶園

お知らせ・ブログ

台風で崩れた茶山をなおしています。

2017年10月に到来した台風で土砂崩れが起こり、植えたお茶が流されてしまった処があり、植えなおしをしました。この機会に、水が通った筋に、深い溝を掘りました。水や空気が流れるように、土木作業をしていきます。(岩田文明)

2017年10月に到来した時、土と一緒に、植えた茶も流れました 

水と空気の通り道を、しっかりとつくっていきます。

新芽を萎らせる森を拡張しました

2011年からつくり始めた「萎凋香煎茶」は、収穫した後、森の中で萎凋(新芽を萎らせる)してから加工しています。

この森は茶工場に隣接しているのですが、来月に備えて、もう少し拡張することにしました。拡張した場所には、イノシシが泥浴びしている所もあり、しばらくイノシシと陣地取りになりそうです。(岩田文明)

水田跡に植林した場所を活用します

イノシシの泥浴び場

萎凋網を並べる場所

2018年5月、この森で新芽を萎凋している様子

 

 

 

 

今年の種植え

茶山に種を蒔き始めて、今年で3年目になります。種植え作業は、普段は袋詰めや荷造り、事務をしてくれているパートさんも、皆一緒に、おこなうようにしています。

今年は、9品種から採った種を、9か所の茶山に植えたので、種植え巡りのようになりました。(岩田文明)

広沢 べにひかり実生 

コイキビロ上 いんど実生

今年は、1ポイントに、5~7個づつ、撒きました。

コイキビロ べにふじ実生

春整枝を終えました

3月15日から始めた春整枝ですが、晩生種の「おくみどり」「やまとみどり実生」の茶園を最後に、作業を終えることが出来ました。春整枝を始めた3月中旬頃は、暖かい日が続き、例年より春の訪れが早いと感じていました。しかし、3月後半になってからは、季節が逆戻りしたように寒い日が続くようになり、4月に入って雪が舞う日もありました。

今回、整枝作業を行った茶株面から、これから、今年の新茶となる新芽が芽吹いてきます。(岩田文明)

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笹が育んできた表土に茶の実を蒔きます。

今春は、茶栽培が辞められて30年ほど経過して笹林になっていた所「4か所」に種を植えます。勢い良く笹が育っていた所に、茶の実を蒔きたくて、地上部と地下部(根)の笹を取り除いてきましたが、ようやく、表面の土(表土)だけが残ってくる状態となってきました。
平成時代は笹が表土を育んできてくれましたが、次の時代は実生茶が表土をつくり、収穫出来たお茶をお届け出来るよう準備を進めています。(岩田文明)

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朝陽と夕陽が見える茶園をつくっています

今年も種を植える茶山を、新たに4か所つくっています。そのうちの一か所は、東側の遠い山から朝陽が上がり、西側の遠い山に夕陽が沈むまで、ずっと太陽が見えているという立地条件です。

今日は、そんな立地条件の茶山の全体に陽が当るように周辺の木を伐りました。笹林になっていた所ですが、だいぶ畑らしくなってきました。(岩田文明)

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初日の出

あけましておめでとうございます。

月ヶ瀬健康茶園株式会社として新たに業務を開始して、おかげさまで二年目となりました。栽培から一貫して取組める茶業だからこそ、地域の中で果たすことが出来る大切な役割があるのだと強く感じています。今年も、点在する茶園や採草地が“線”で結ばれ“面”となり、地域の自然環境が茶を育てていくような、山間地ならではのお茶づくりを進めていきます。

2010年から開催してきた「日本の紅茶を喫茶する会」略称(喫茶の会)ですが、年明け(2019年2月)に計画しています。4回目となる今回は、紅茶をきっかけに、「月ヶ瀬ならではの」お茶全般に繋げていけるようなテーマを予定しています。

チーム岩田全員で力を合わせ、精一杯、お茶・椎茸づくり・採草地の育成に取組んでまいります。今年もよろしくお願いします。(岩田文明)

宮山茶園で迎えた2019年の初日の出。(2019年1月1日)

宮山茶園より10分程遅れて、朝陽が顔を出してくれる「広沢茶園」。現在、種を植える準備を進めています。(2019年1月1日)

2018年の仕事納め

2018年の仕事納めとなる日の外作業は、「来春、種を植える茶山の開墾準備」でした。この作業を進めることで、「椎茸やナメタケの原木づくり」「茶園の畝間に敷詰めるための落葉広葉樹林のチップづくり」「茶園の畝間に敷詰める笹括り」という3つの大切な仕事(目的)も兼ねています。機械化が困難な作業であっても、複数の目的を同時進行できる方法にしていくことで、より良い仕事にしていきたいと考えています。

今年も、おかげさまで無事、仕事を終えることができました。ありがとうございました。(岩田文明)

 

 

ぎっしりと生い茂った笹林の中の様子

昔は茶園だったが、今は笹林になっている所に、今年も、種を植えるための準備を進めています。先日から開始した所は、茶の栽培を辞めて30~40年以上経過している所で、「人が入る事が出来ない位ぎっしり」しかも「2m50㎝以上の高さ」の笹が生い茂っています。

そんな所の笹を刈っていると、外から侵入して内部に進み、通り抜けも出来るような獣(イノシシ)道があります。また、笹林の中心部には広場のようになっている所があり、そこは、とくに生臭い(獣臭)が漂っていました。恐らく、イノシシが昼間休んだり、子供を産んだりする場所だと思います。

茶の実を植える準備を進めていますが、イノシシの住処を壊すことで、獣害となるイノシシが少しでも人里近くから離れてくれればいいなと思います。(岩田文明)

獣道の入口

笹林の中心部にある広場のような処。生臭い(獣臭)が漂っています。

笹林内部の獣道の断面図。獣道の交差点もあります。

 

 

 

 

 

種採りを終えました

今年は、例年に比べて実りが少なかったですが、合計で約57kg(約42,000個)、採ることが出来ました。

昨年と同様「べにひかり」「さえみどり」「ごこう」「そうふう」に加え、今年は「さやまみどり」「べにふじ」「いんど」「べにたちわせ」他、10種類の品種の茶の木から種採りをしました。

今年は、小さな面積の茶山『5か所(9エリア)』を開墾しているので、それぞれの種を、どのエリアに植えるか、開墾作業をしながら、これから、じっくりと考えていきます。(岩田文明)

 

昔は茶園だったけど、今は笹林になっていた所です。

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