月ヶ瀬健康茶園

お知らせ・ブログ

落ち葉の回収と茶園への投入

農閑期のメイン業務の一つ、落ち葉の回収と茶園への投入の真っ最中です。「回収場所の選定」⇒「かき集め」⇒「袋詰め」⇒「運搬」⇒「茶園への投入」とう順序で各工程ごとにチームワークによって進めていきます。

茶園では「有機物投入」の目的の他、「雑草抑制のマルチ」「干ばつ対策」、落ち葉回収場所では「農道保全」といった、多面的・公益的な役割を果たせるよう考えています。茶園の畝間に投入された落ち葉は、来年度、畝間でボチボチ分解されいきます。(岩田文明)

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落ち葉をかき集めた状態

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茶園の畝間に投入し終えた状態

 

 

「葛会」参加と耕作放棄地の「葛」

先週末、当園スタッフと子供達の有志のメンバーで奈良・吉野の中井春風堂さんの葛会に参加させて頂きました。店主である中井さんの楽しく分かり易いお話とともに、「吉野本葛」の雑じりっ気のない葛本来の風味と作り立ての食感を体験させて頂いたり等、美味しく楽しい充実した時間を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。

その後、葛の話題で盛り上がりが続いている中、農閑期に計画していたメイン業務の一つ、ハンマーナイフモアで茶園に隣接する笹林の開墾を始めました。耕作されなくなって20年以上経過して、笹や蕨、葛などが蔓延っている所です。ユンボを運転しながら、掘ってみたいと思う葛のツルとその根元をチェックしながらの作業となりましたが、良さそうなのが、いくつかありました。(岩田文明)

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木をツタって、上に延びている葛のツル。なかなか良さそうです。

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チェックした葛のツルの根元

 

 

 

 

 

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背丈より高く延びた笹を、ハンマーナイフモアで、粉砕していきます。

 

 

 

 

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ハンマーナイフモアでチップにした、笹などの草。しばらく乾かしてから、集草して、隣接する自然栽培の老間茶園に投入します。

 

さうう

初仕事について

今日は、月ヶ瀬健康茶園の初仕事となり、通常の業務の他、今春に種を植えるため抜根した茶の木を、皆で燃やしました。昼食は、茶の木の熱源で、焼いたり炊いたりして調理して食べました。樹は植えたらずっとそのままなので、作業をしながら、農道のつけ方、植えるお茶の種類、縦畝に植栽するか横畝い植栽するかなど、いろいろと想いが巡りました。(岩田文明)

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昼食づくり

 

 

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終了間近の様子

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最後に土を被せて鎮火しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

茶園に生える雑草の名前を同定して、押草をしています。

茶園に生え、いつも草引きをしている雑草の名前を同定して、押草にしていく作業を進めています。まず、50種類まで進めることが出来ましたが、中には食することが出来る雑草、治療に活用できる雑草もあります。雑草の名前を同定して押草にする目的は、いろいろとありますが、まずはスタッフ皆が、それぞれの雑草の名前を覚え、特徴を観ていくことからです。(岩田文明)

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多角的な視点から自然を観るということ

お茶が出来上がるまで様々な工程がありますが、当茶園では、日常のひとつひとつの作業を進める中、目的や方法を皆で共有しながら取り組んでいます。そんな中、各スタッフの「これまでの経験」や「個性」などの違いによって、各作業に対しての観点が異なり、さらにそれを伝える表現にも人柄がでてきます。

共通した目的意識をもちながら仕事をしていくことが前提ではありますが、いかに「多角的な視点から自然を観ながら、気づいていなかったことに、気づいていくことができるか」、そのようなことが自然に携わる仕事をこれからも継続していく中で、とても大切なことだと感じます。

少しずつではありますが、各スタッフからのブログ投稿も開始して、多角的な視点から、お茶づくりをお伝えできるよう取組んでまいります。岩田文明

8/17 第三回 地産地消の宴

月ヶ瀬はお盆前に 二茶と手摘みの紅茶づくりが終わり
チーム岩田一同 お盆休みをいただきました。

夏の暑さでばて気味だった 研修生も
夏休みを 甲子園でリフレッシュした岡野も
足取り軽く 関東方面にお出かけだった道免も
みんないい笑顔で出勤してきました。

今日は第三回になる
「地産地消の会」
チーム岩田では研修活動となります。
「地産地消の宴」とは名前のとおり
地域内で自分達で採取、捕獲、栽培・収穫した食材を活かして
美味しい料理をつくり、みんなで学び楽しむという宴です。

五感を鍛える研修でもあります。

夏休みなので
子供たちも全面参加です。
準備のよさ
動きの速さ
根気強さ
どれをとっても 一年間成長したと感じさせられる子供たちです。

今年も 地産地消は、早朝の釣りから始まりました。

また報告いたします。

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1/17 新年会

月ヶ瀬健康茶園 新年会

 

月ヶ瀬の地形を感じる 山中を

子供たちと一緒に歩いた後 新年会に突入です。

 

今年は長年お付き合いさせていただいている

小原営農センター のお豆腐で 湯どうふです。

大豆栽培から、お豆腐 納豆まで 一貫生産をしています。

”毎日納豆” の文月 一押し 「ここの大豆が一番おいしい」!!

 

代表の三浦さんは、毎朝 コーヒーメーカー で 長年

月ヶ瀬健康茶園の 有機一番摘み月ヶ瀬煎茶 を 煎れて飲んでくださっているのだそうです。

「あれこれしてみたけど これが一番おいしい」と

びっくり 一度試してみなくては…

 

小原営農センターのお豆腐と

月ヶ瀬健康茶園の ぷりぷりの 『アワビのような(自賛)』 山の原木シイタケ

美代 の 菜園畑の ネギ と 山東菜 と 水菜

(チーム岩田の菜園畑は 少し前に イノシシが耕してくれました。)

ついつい 食べ過ぎてしまいます。

一升たいたごはんも 鍋につられて あっという間に完売

 

子供たちが鍋を食べている間に

大人たちは少し勉強会

 

去年に引き続きビオワインの試飲会をしました。

去年のテーマは 「土質ごとに異なる ビオワインの 味と香り」でした。

 

 

今年テーマは「テロワール」。

 

同じ石灰岩土壌でも、「砂混じり」と「粘土混じり」の土壌で育ったワインの特徴の違いについて、

「あの風味の抜け方の微妙な違いに関係あるのかな?」。

そして「南東向きと北西向きの違いは何だろう?」等、いろいろ想像を膨らましてました。

けれどその中で 品種の違いと思われる特徴が最も分かり易い違いでした。

おもしろい!! チーム岩田 ワインのプロはいないので 

番号ごとに 飲んだまま 香ったまま 観察します。

土質・テロワールの違う 茶園のお茶の飲み比べの 応用です。

 

自然のリズムで育ったワインだからこそ、楽しめる魅力のひとつです。

時間をかけて 香りの変容も 確認 !!  「おもしろーーい」

 

地域の草木を還し お茶をお茶らしく育てると まさにこの感覚でお茶を飲むことができます。

これから、月ヶ瀬の山間に点在する茶園(茶山)ごとの違いを楽しめるような企画を、どんどん進めていきたいと思っています。

 

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ワインは番号がつけられ  かまたや 小島先生の案内文をみながら 飲んでゆきました。

 

ワインはいつも、

東京都の大田区にある 鎌田屋酒店(かまたや)の 

小島 隆 先生 に お世話になっています。

今回も 月ヶ瀬健康茶園 の 『土質が同じで そのほかの地勢の違うワインを学びたい』を

しっかり 体感させていただきました。ありがとうございました。

 

 

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今日の作業

今日の作業です。

冬の運ぶ作業です。

 

耕平君と岡野君ががんばってくれています。

 

○集める

 

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○つめる・いれる

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○つむ・はこぶ

 

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○茶園にいれる

このトラックは茶園に直行します。

茶畝に入れます。ふかふかの茶園の出来上がりです。

結構な量を敷き詰めても

夏には土になります。

微生物の力ってすごいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運ぶ仕事

冬の月ヶ瀬健康茶園の仕事は 運ぶ仕事が多くなります。

落ち葉をあつめ 運ぶ

山の木を切り 原木を 運ぶ・薪を 運ぶ・柴を 運ぶ

毎日毎日 コツコツ運んで 改めてその量をみると びっくりします。

 

春までに 茶園の畝間は 落ち葉や 笹チップ 枝チップが 敷き詰められ

ふかふかになります。

 

岩田はなれ宅にも 運び屋が います。

岡野君やおじいちゃん、お父さんが山から運んできた薪を 家に運びます。

薪ストーブの横に山のように積み上げてくれます。

「お母さん 薪がいっぱいあると 幸せやなぁ。」

子供たちが運んでくれる ”あったかい幸せ”です。

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前に運んだ時よりも 上手に たくさん運べるのが うれしいそうです。

兄弟協力して運ぶと もっと上手にたくさん運べる、

運び方も工夫して、知恵も使って、

運ぶごとに たくさん運べるようになる自分に大満足。

二人で協力しているけれど ちょっとしたことでけんかしたり。

運んでいる途中にひっくり返して涙がでたり。

つづけることって 大切なんだと

薪運び歴 4年目の子供たちを見て 気付かされました。

2年前の薪運び兄弟の様子

今は一輪車でガンガン運びます

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ぽん菓子

ぽん菓子の機械がやってきました。

文明が「新米でぽん菓子つくるんや」と大張りきりです。

 

空き番茶刈が終わったあと

チーム岩田みんなが集合

「後何分??」

「お砂糖入れるの??」

 

「いくで~!!」

★★★ぽん!!★★★

五合のお米で たらいいっぱい

大きなおとともに お米の香ばしい香りがぷわーーん

群がる チーム岩田 両手にいっぱいすくって 食べる食べる

 

下記の写真は 腹いっぱい食べた後の様子

 

「次はいつする??」 と 文地

チーム岩田女子は

「マカロニぽんってどう」「おいしそうやん」

夢が広がる 一家に一台 ぽん菓子機・・・

 

この機会 文祥の知人から 地元秋祭りのためにお借りしたものです。

ぽん菓子たのしいね。

 

 

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