新年のご挨拶もせぬままに、日々の仕事が始まっております。奈良・月ヶ瀬でも、2018年の冬以来の寒波が到来し、落ち葉集めをした農道の脇では、ツララがはっていました。
年明け早々、荷物を括るロープを忘れて行きましたが、スタッフのアイデアで、藤のツルを引っ張り出して来て、代替えとして活用してくれていまいた。このようなこと、日常でも、とても大事な感覚だなと思いました。(岩田文明)

藤のツルで落ち葉を括る

花崗岩の隙間からできたツララ
新年のご挨拶もせぬままに、日々の仕事が始まっております。奈良・月ヶ瀬でも、2018年の冬以来の寒波が到来し、落ち葉集めをした農道の脇では、ツララがはっていました。
年明け早々、荷物を括るロープを忘れて行きましたが、スタッフのアイデアで、藤のツルを引っ張り出して来て、代替えとして活用してくれていまいた。このようなこと、日常でも、とても大事な感覚だなと思いました。(岩田文明)
藤のツルで落ち葉を括る
花崗岩の隙間からできたツララ
5月11日
新茶特急便の収穫の様子の写真です。
天気も良く、最高の茶刈日和でした。
収穫したお茶を本日中に製茶します。
3人チームで2組で収穫をします。
同時に製茶工場でお茶の加工がはじまります。
ヘッドライトはお茶の状態をどの工程でも明瞭に確認するための必須アイテムです。
翌日の5/12、検品・小分けして出荷いたしました。
今年は、5/10までにご予約いただきましたすべてのお茶を
5/12火曜日に発送させていただきました。
新たに種を植えた茶山と笹林が隣接していたので、笹を刈って畝間の敷き草にしました。この笹林も、昔は畑だった所です。隣接部に笹林があると、「陽当りが悪くなる」「笹根が侵入してくる」「猪の住処になり荒らされやすくなる」などの影響があるので、今後は、毎年草を刈って、茶園に入れる有機物を育てる畑として活用していきます。(岩田文明)
今年も、茶山に茶の実を植えているのですが、古琵琶湖層と言われる地質の層から、化石が出てきました。元々、茶が植えられていた所でしたが、茶の木を抜いて、深く耕す際に、硬い層を割った中から出てきました。古琵琶湖層の茶山で育つお茶は、このような土にも根を張って、お茶になるのだと、改めて神秘的な気持ちになりました。(岩田文明)
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南東向きの温暖な気候の斜面の茶山では、新芽が膨らみ始めています。今年の梅は、例年より10日~2週間、早く咲きましたが、お茶は、このまま順調にいけば例年並みの時期になりそうです。(岩田文明)
宮山茶園 さえみどり
4年前から始めた茶の種植え。昨秋は、茶の実が豊作だったので、今春は広い面積に植えていきます。
暖かい陽気が続いていたのですが、予定していた種植え初日は真冬日となり、みんな防寒着を着込んで挑みました。(岩田文明)
種植え (キトロデ茶園 べにひかり実生)
今春は、暖かい陽気が続くので、例年だと、彼岸の頃に行っている「春整枝」作業を、始めています。
昨年、伸びた枝葉を整枝することで、この整枝面から、これから新芽が出始めます。今年も、いよいよ新茶の季節が近づいてきました。(岩田文明)
整枝前の茶園(宮山 やぶきた)
整枝後の茶園(宮山 やぶきた)
昔は茶園だったが、栽培が辞められ、今は笹林となっている所。ハンマーナイフモアで、粉砕して、回収して、有機物として、茶園に活用します。
笹林は、イノシシが住処にしている場所でもあります。獣道が迷路のように蔓延っています。(岩田文明)
昔は畑として活用されていたが、30年ぐらい前からは、人が踏み入れた事がなかった茂み。
トンネルのようになっている獣道
区画整備された茶畑では、ほんの一部ですが、水が抜けていく所が滞り、水や空気が停滞して流れていない箇所があります。イノシシが暴れて排水溝を詰まらせたり、区画整備で土を削った山際で地下水位が高くなることが主な原因です。こういった箇所で育つ茶樹は、樹勢が悪くなるので、土木改善工事は、大切な仕事の一つです。(岩田文明)
山際に溝を掘る掘ることで、地下水位を下げます。
自園内の有機栽培茶園で、唯一、活用している植物由来の肥料(圧搾菜種油粕)。空袋が貯まってきたので、思い切って、皆で分別作業をしました。肥料袋の内側の防湿用のビニールを外して、紙とプラスチックゴミに分けて、紙はリサイクルに。
施肥量が少ないとはいえ、10年分ぐらい貯まっていたので、倉庫内が片付き、すっきりしました。
(岩田文明)
プラスチックと紙に分別完了