今春、梅の花は、昨年と比べて3週間以上遅れて咲き始めています。いよいよ見頃となってきます。
茶園では、春整枝の作業を始めています。新芽が早く出てくる茶園から開始し、3月中には完了できるよう進めていきます。
昨夏は雨が少ないうえに暑い日が続き、冬は寒くなるような中で、今年はどのような芽が育つのか、新茶の季節も近づいてきました。(岩田文明)

ハチドダ2茶園 樹齢8年目を迎える「さえみどり実生」
今春、梅の花は、昨年と比べて3週間以上遅れて咲き始めています。いよいよ見頃となってきます。
茶園では、春整枝の作業を始めています。新芽が早く出てくる茶園から開始し、3月中には完了できるよう進めていきます。
昨夏は雨が少ないうえに暑い日が続き、冬は寒くなるような中で、今年はどのような芽が育つのか、新茶の季節も近づいてきました。(岩田文明)
ハチドダ2茶園 樹齢8年目を迎える「さえみどり実生」
新年 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
茶園ツアーのご案内 月ヶ瀬健康茶園 40周年企画
ありがとう茶園案内
茶園のご案内についてのお知らせです。当園は 1984 年、有機栽培に切替えた時から、「月ヶ瀬健康茶園(屋号)」としてのお茶づくりが始まり、おかげさまをもちまして今年で、40年を迎えることができました。元々、当園は奈良・月ヶ瀬で先祖代々農業を営んできましたが、奈良県内の消費者グループとのお付き合いが始まった時、「月ヶ瀬健康茶園」を命名していただき、農薬も化学肥料も全く使わないお茶づくりを開始しました。これまでの間、多くの方々とのご縁に恵まれ、大切だと考える方針でお茶づくりを続けて来られたことへの感謝と同時に、現在のこと今後のことを日々想い描く毎日です。ありがとうございます。
そこで、今年は月ヶ瀬健康茶園40周年を記念して、日頃当園のお茶を飲んで下さっている方を対象に茶園ツアーを企画いたします。奈良・月ヶ瀬の山間に40か所以上にも点在する当園の茶園を巡りながら、いろいろな楽しいお話が出来ればと考えています。2月後半から3月には、名勝月ヶ瀬梅林の梅の花も見頃となりますので、是非合わせてお越し下さい。
詳細は、お問合せ下さい。(岩田文明)
毎年、秋番茶の収穫や秋整枝作業は10月中に行っているのですが、今年は高温状態が続くので10日程遅らせて作業を行いました。
気温が高いと、整枝した面から再び芽が出てくる恐れがあるからです。これまでのように徐々に気温が下がりながら夏から秋、秋から冬へと移り変るような陽気ではないので、作業のタイミングも、よく考えていく必要があると思いました。(岩田文明)
9月後半になり、日が短くなってきたのに、残暑厳しい日が続きます。月ヶ瀬では、秋の気配を感じる頃になると、毎朝、朝霧が出るようになります。今朝は、宮山茶園からの風景です。岩田文明
茶園の中に、白いボールが落ちていると思いきや、オニフスベというキノコでした。調べてみると、江戸時代は馬勃とも呼ばれ、成熟前なら食用も可能ということでした。(岩田文明)
皮を剥いてみましたが、中身が褐色で、既に成熟してしまっており、食用不可でした。
お茶を加工していく工程で出る茶粕は大切に残していくようにしています。茶粕は、有機栽培や自然栽培をする中で、貴重な肥料となるのですが、茶園全体に入れる程の量も無いので、樹勢が弱っているピンポイントに絞り込んで、樹勢回復に向けて活かすようにしています。 茶粕播き作業の時は、元気の良い茶園から集めた力を投入しているような気持になります。(岩田文明)
当園には自然栽培茶園と有機栽培茶園があるのですが、今、有機栽培茶園では年に一度の肥料播きをしています。播いた菜種油粕は、すぐに耕運機で耕して、土や(敷き詰めた)萱と混ぜていきます。茶の木の枝が伸びて、通路が狭くなっているのですが、畝間に播いた肥料が乾かないようにすることが大切なので、ちょうど良い状態になっていると考えています。
有機一番摘み月ヶ瀬煎茶や有機一番摘み月ヶ瀬煎茶(満月)など、このような作業を毎年繰り返している茶園から、お届けさせて頂いています。(岩田文明)
ここ数日、少し雨が降る日もありましたが、干ばつによる地割れが戻っていない所もあります。この場所は実生(幼木)園なのですが、奈良・月ヶ瀬でも、今日から大雨の予報です。干ばつ、大雨と、過酷な自然の中で、適応しながら育っていって欲しいと思います。(岩田文明)
梅雨が明けた後、まとまった雨が降ってませんでしたが、ようやく恵みの雨です。今年は、気温が高い影響もあったのか、短時間の雨では水が地中まで浸み込まず、岩盤の上の雑草が枯れてしまうほどの干ばつ被害が出ていました。茶樹も、こういった場所で、根が浅い幼木で、干ばつの被害が出てきている所もありました。
今回の干ばつで、樹齢の若い実生園で自然淘汰される幼木もありましたが、生き延びた茶樹は更に適応能力を高めてくれるような茶園環境をつくっていくことが大事だと考えています。(岩田文明)
今年は雨が多く、春の訪れが少し早そうなので、例年より早めに、春整枝を開始しました。
昨年の秋まで伸びた枝葉を整枝して、新茶を収穫する摘採面をつくっていきます。(岩田文明)