月ヶ瀬健康茶園も仕事おさめ。
みなさま 2014年 ありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。
チーム岩田 一同
月ヶ瀬健康茶園も仕事おさめ。
みなさま 2014年 ありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください。
チーム岩田 一同
2014萎凋香煎茶のご案内 ↓
https://www.tukicha.com/blog/?p=674
先程、本日の出荷完了いたしました。
ご予約いただいておりましたみなさま、
大変、長くお待たせして、申し訳ございませんでした。
ご予約いただきました萎凋香煎茶は、
北海道の一部の方と、離島の方以外、明日受け取っていただける予定です。
よろしくお願いいたします。
また、ご案内お待ちいただいておりましたみなさま、
ご注文と、うれしいメッセージをたくさんありがとうございました。
お問い合わせもありがとうございました。
「飲んでみたい」とおっしゃってくださることが
とてもとてもうれしく感じました。
「茶山シリーズ」は量が少ないため限定にて準備させていただいております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
★『2014萎凋香三種飲み比べセット』は、数量限定で
12/28(日) 奈良オーガニックマーケット にて販売予定です。
出店しております。ぜひおでかけください。
あさ8時から12時まで
JR奈良駅前広場にて
月ヶ瀬健康茶園は
年末は 12月26日(金)発送分 まで 出荷をしています。
ご注文は24日までに、電話・ファックス・メールなどでご連絡ください。
在庫そろいましたら、年内発送させていただきます。
年始は1月7日(水)から発送いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
月ヶ瀬健康茶園
電話 0743-92-0739
ファックス 0743-92-0737
メール info@tukicha.com
萎凋香煎茶の出荷の準備ができました。
ご予約いただいている方には、直接お手紙を出させていただきました。
紅茶班にご登録いただいている方、案内ご希望いただいている方には
近日中にメール・ファックス・お葉書でご案内をさせていただきます。
萎凋香煎茶は数に限りがある為、いつも当園のお茶を飲んでくださっている方
(当園産直でご注文履歴のある方)優先に出荷させていただきます。
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ご案内遅くなり申し訳ございません。
秋にご案内をさせていただく予定でした“萎凋香煎茶”の熟成がすすみ、
ようやくお届けできる用意ができました。
ご案内おそくなりましたこと心よりお詫び申し上げます。
ここ数年、傾斜が強く作業が困難な茶山のお茶を再生してお茶作りに取組んでいます。
茶山の茶の木に地域の草木のみを還す栽培で、
茶の木をより茶の木らしく育てることのできる環境の茶山のお茶を
こだわりの“茶山シリーズ”として、
種から育った“在来種”と挿し木で育った“品種”を明確に分け
香りと味の違いを楽しんで頂けるお茶が揃いました。
これまでの“むかしむかしのお茶”に加え、こだわりの限定のお茶をご案内させていただきます。
○一番摘み月ヶ瀬煎茶 在来 萎凋香「むかしむかしのお茶」 50g
昨年に引き続きの“むかしむかしのお茶”です。
有機認証の調査が収穫日に間に合わなかったため値引きさせていただきました。
当園の栽培方針に基づいており栽培は農薬も化学肥料も使用しておりません。(有機認定 転換期間中となる圃場です。)
○茶山シリーズ 在来 一番摘み 萎凋香煎茶 50g
いくつもある茶山のなかで、もっとも萎凋香の香気が発揚する条件の茶葉を、森で萎凋させ、仕上げました。
2014年もっとも萎凋の香り高く、体にすっと入っていくタイプのお茶になっています。
時間を置くなかでの香りの変化を楽しんで頂けます。
(有機認定圃場のお茶ですが、今回は2014年限定のパッケージのため認証マーク無しで出荷させていただきます。)
○茶山シリーズ さえみどり 一番摘み 萎凋香煎茶 50g
ほのかな甘い香りがミルクのようです、中国茶などでは乳香と言われる系統の香りです、
品種としてのはっきりとした味と香りが特徴です。
(2008年に苗を植えてから農薬も化学肥料も使用しておりませんが、
成園になってから有機認証を取得のため転換期間中となります。
今回は有機認定転換期間中の圃場です。2015年からは転換期間中が外れる圃場です。)
【数量限定】
○2014萎凋香三種 のみ比べセット 20g×3
上記のお茶をそれぞれ20gのセットにしました。
※詳細はお問合わせください。
月ヶ瀬健康茶園
電話 0743-92-0739
ファックス 0743-92-0737
メール info@tukicha.com
※年内は12/26(金)が最終の発送日となります。12/24までにご注文ください。
自転車で、木津川を下り 桂川を上り 京都 嵐山に行く
自転車で、木津川を下り、途中から桂川を上って京都に行く。
9月には自転車で、木津川そして淀川を下って大阪湾に行きましたが、
今回は岩田文明、岩本耕平(研修生)、文月(小4)、仁一君(チーム岩田+メンバーの息子 小4)、文地(小2)の5名で、木津川を下り、淀川の合流地点から桂川を上って、京都(嵐山)往復コースに挑戦しました。
川の堤防沿いに自転車専用道路があるのですが、京田辺や八幡あたりの玉露園は、昔から洪水の度に堆積してきた河川敷の平らな肥えた土壌に、茶の木は植えられているため、堤防の内側にも、多くの茶園が広がっています。自転車をこぎ、このような風景をみながら、山の斜面に肥料分が停滞しないよう昔はわざわざ縦畝に植えられていた月ヶ瀬の茶園とは、まったく正反対の立地条件であることを改めて実感しました。このような月ヶ瀬とは対照的な立地条件の茶園をみると、月ヶ瀬の立地条件を活かしたお茶づくりを、どのようにしていけば良いか、はっきりと再確認できた二日間でもありました。
出発地点(木津川市)で、頑張るぞ 出発は前回の大阪行きと同じ場所からです
京都(嵐山)に到着
宿泊 宇多野ユースホステル
ゴール地点で疲れたバージョン
ゴール地点で達成感いっぱいバージョン
木津川の堤防沿いに広がる玉露茶園
途中の公園で遊んだり、昼休憩の時は河川敷に生えている葛の太いツルを引っ張り出してきて大縄跳びをしたりしながら、二日間があっという間に過ぎて、無事、帰還しました。
お茶のことを考えるときは お茶のそばにいるときだけではありません。
お茶から離れていても 休みの日でも
自分の周りの何かから 「なるほどそうだったのか」というのが出てきます。
そんな時 ライフワークとしての茶業だなあとしみじみ思います。
まったくお茶とは関係ないような日々のことの レポート です。
大阪で会社員をしていた20歳代の頃から、淀川に架かる大きな橋を渡るたびに、いつも思っていたことがあります。
それは「上流の月ヶ瀬から大阪湾まで、船で川を下ってみたい」ということ。今回は、「船はちょっと難しいけど、堤防沿いのサイクリングロードを自転車で下ることならできるかも」ということで、二人の息子と3人で川を下る企画をたてました。また夏休みには、子供達と名張川の最上流に何度も釣りに行っていた経緯もあり、今度は川を下って海に出て、山と海を繋げてみたくなったという想いもあります。
そして、何より、昔は木津川を通じて、月ヶ瀬で出来たお茶は、船で下流の京都や大阪に運んだそうです。この木津川水系に沿って、周辺の山々に発達してきたのが、京都や奈良の茶産地であり、月ヶ瀬もそのひとつです。お茶という産物は、その水系沿いごとに特徴があるといっても過言でないほど、川と密接な関係があります。そんな訳で、いろいろな想いを膨らませながら、当日を迎えました。
計画していた9月14、15日の天候は晴。おかげさまで暑いぐらいの絶好のサイクリング日和となりました。出発地点の木津川市は、月ヶ瀬から名張川を下り木津川に合流して、もう少し下流に進んだ所にあります。実は、木津川市から大阪湾まで、一部の数キロを除いて、自転車や歩行者用の整備された自転車専用道路で繋がっていたことに驚きました。
車や電車で移動すると「場所」から「場所」へとワープするようなデジタル的な感覚ですが、自転車だと風景やその場所の音、匂い、雰囲気、そして肌で感じることなどが、少しずつ動きながら移り変わっていくというアナログ的な感覚が、とても新鮮に思いました。日常ではデジタル化が進み効率化が求められる現代社会だからこそ、アナログ的に過ごす特別な日もあって良いのではないかと改めて感じました。
実際、釣りが好きな子供たちは、道中、釣っている方に、「(遠慮しがちに)何釣ってるんですか?」と何度か聞いていました。その中で、「コイが釣りたいねんけど、釣れるのはボラやねん」という場所がありました。それはアナログ的に活動したことによって、川(淡水)でもなく海(海水)でもない、その中間の汽水域を知ることが出来たのではないかと思いました。その他、干潮と満潮の時では、浮かんでいる船の屋根の見える位置が違う事や、川の水は上層で塩水は下層にあるので、それを考えて釣りたい魚を釣る事など、教えて頂きました。
二日目、水を買いにコンビニに行った時のことです。先頭を走っていた次男の文地は、入口の両扉が全開だったセブンイレブンに、自転車に乗ったまま入りかけたのです。思わず「自転車に乗ったままやで」と声をかけた頃には、自転車の前輪が少しお店に入っていましたが、ギリギリセーフでした。きっと長時間乗っていたせいで、自分の体と自転車が一体化していたのでしょう。思い出すと、可笑しくなります。
旅の中で、長男は「大きな波が出始めたのをみて、海に来たと感じた」と、次男は「大きな船が見え始めた時に、海に来たと感じた」と、そして僕は「潮の匂いがし始めた時に、海に来たな」と感じていました。
ゆっくりと川筋を辿っていくことで、人、人の暮らし、そして動物、植物、そして水も、大切ないろいろなものが川という線で繋がっていて、この淀川水系で生きている生命すべてが、同じ水を飲み、同じ水を使っているのだということが、よく分かりました。上流で農薬も化学肥料も使わない農業を営んでいくことの大切さ、健康なお茶と水(環境)をお届けしていくことの大切さを改めて実感した二日間でした。
朝9時30分。文明。文月(小4)。文地(小2)
・木津川市泉大橋を出発 木津川左岸の堤防沿いのサイクリングロードを走り始める。大阪湾まで約65㎞。
・京田辺付近で、秋晴れのもと、途中で水分補給
・八幡市御幸橋で記念撮影。このあたりで、宇治川と桂川と木津川が合流して、淀川になる。
・枚方市樟葉あたりで、弁当。午後も頑張るぞ、気合を入れる
・大阪市北区の毛馬水門あたりで休憩。
・宿は大阪市淀川区塚本で予約したため、十三大橋を渡って対岸へ。長い橋を渡ったことで、川幅が、ずいぶん広くなったことを感じました。太陽が少しずつ西に沈みかけます。
・ビジネスホテルに到着。ゆっくり休みます。
翌朝、8時30分出発。
・初めて都会を自転車で走る。信号の見方から、いろいろと勉強です
・伝法大橋で、再び左岸に渡る。ここまでくると、海の気配も感じられました
・大阪市此花区付近。海に向かって、一直線の広い自転車道路が続きます
・釣りをしている人をみかけて、見学&休憩。
・ユニバーサルを左手に見ながら、この橋を渡れば、いよいよ終点の舞洲。
・目的地である舞洲に着きましたが、せっかくなので奥の行止まりになるまで行きました。
・魚を捕まえたり、カニを獲ったり、流れ着いたゴミ探索。
・昼前に、舞洲を出発。次に目指すはゴールの大阪城。
2014年9月17日
シヲダニ2
月ヶ瀬地域では、笹は、たいへん厄介な雑草です。
茶園に根が侵入してはびこると、たちまち茶園は、笹だらけになってしまいます。
当茶園では、除草剤(笹枯らし)を使わないので、
笹の株を切り、笹の根を掘り、原始的な方法で茶園を維持しています。
しかしその方法では、重労働でありながら、いたちごっこに過ぎず、
この笹対策をどうしていくかは、茶園を継続するにあたって、とても重要なポイントです。
そのひとつの対策として、茶園周辺の笹林を刈り樹勢を弱め、
茶園に侵入してくる笹根の勢いを徐々に弱めていくという作戦を実行し始めています。
そして刈った笹は、茶園に還していく。
昨年は、刈るだけでしたが、今年は、笹を、一気にチップにしてしまおうと、
今日は、試し切りをしました。
試し切りを実行する場所は、
耕作放棄後ジャングル化していた茶の木を一昨年に開拓した「シヲダニ2」に隣接する笹林。
146 笹を刈る前
147 今から刈るところ
157 笹を刈った後、隣の笹ジャングルがきれいになりました
159 ジャングルの中にできたイノシシの通路「獣道」。笹の株元に、トンネルが出来ています。
151 昔は畑だった所に、ジャングルのように勢いづいた笹
結果、試し切りは順調にいきました。いよいよ、
今冬からこの機械を使って樹勢の強い笹をチップにして、茶園に還していきます。
最近 チーム岩田の間では
お茶は熱湯で煎れる が 定着してきています。
毎日 くりかえし 煎れ 飲んでいると
以前より 少しスマートに煎れられるようになりました。
YouTube の方にUpしたので ぜひ参考にしてください。
HPの方からも、見ることができるように準備中です。
今回は 一番積みの煎茶 と 萎凋香 そして 一番摘みほうじ茶 月香 の煎れ方です。
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ICHIBAN 有機一番摘み月ヶ瀬煎茶
ICHO-KA 有機一番摘み月ヶ瀬煎茶 萎凋香いちょうか
●湯温 熱湯 ●茶葉 3~5g ●湯量 300cc ●抽出時間 5秒5回+1分1回
○道具 急須・煎れたお茶をあわせる容器・湯呑
①急須に3~5gの茶葉を入れる。
②沸騰したお湯を50㏄(茶葉ひたひた)に入れ5秒待ち、容器に注ぎきる。
③②をさらに4回繰り返し、容器に注ぎきる。
④お湯を100㏄入れ1分待ち、容器に注ぎきる。
⑤6回分あわせたものを湯呑に注ぎ分ける。
※常温に冷まして飲んでも香りを高く飲んで頂けます。
※好みに応じて茶葉の量を調節して下さい。
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GEKKOU 有機一番摘み月ヶ瀬煎茶 ほうじ
●湯温 熱湯 ●茶葉 5g●湯量 300cc ●抽出時間 5秒3回
○道具 急須・煎れたお茶をあわせる容器・湯呑
①急須に5gの茶葉を入れる。
②沸騰したお湯を急須に100㏄入れ5秒待ち、容器に注ぎきる。
③②をさらに2回繰り返し、容器に注ぎきる。
④3回分あわせたものを湯呑に注ぎ分ける」
※濃くのみたい場合は最後の1回の待ち時間を5~10秒長く待ってお試しください。