今季は、種を植えて1年目、2年目、3年目となる幼木園を管理しています。植えた時から自然栽培で茶を育てたくて、園内では、茶が育つエリアと、雑草が繁茂するエリアをつくるようにしています。雑草が茶樹の光合成を妨げるぐらいの背丈になれば、茶株周りの雑草は手で抜根、畝間の雑草は草刈り機で刈っていくという方法で、春以降、今回で、4周目となる除草です。
自然と、出来るだけ、いろいろな種類の動植物が混在する茶園環境になるよう意識しながら進めていますが、おかげさまで茶樹も順調に育っています。(岩田文明)
今季は、種を植えて1年目、2年目、3年目となる幼木園を管理しています。植えた時から自然栽培で茶を育てたくて、園内では、茶が育つエリアと、雑草が繁茂するエリアをつくるようにしています。雑草が茶樹の光合成を妨げるぐらいの背丈になれば、茶株周りの雑草は手で抜根、畝間の雑草は草刈り機で刈っていくという方法で、春以降、今回で、4周目となる除草です。
自然と、出来るだけ、いろいろな種類の動植物が混在する茶園環境になるよう意識しながら進めていますが、おかげさまで茶樹も順調に育っています。(岩田文明)
毎年、有機栽培シリーズのすべての茶園の畝間には、ススキや落ち葉などの有機物を敷詰めているのですが、今年も、そのススキを刈り始める季節となりました。穂が出る前に刈るとススキは弱りますが、秋になって穂が出てから刈ることで、毎年、その株から樹勢の良いススキが育ちます。ススキ畑(萱場=かやば)は、茶園へのミネラル・炭素分等の供給する畑として大切にしています。(岩田文明)
茶園の除草にまわっていると、時々、ハチの巣に遭遇します。農作業に行く全ての車には、いつもポイズンリムーバーを搭載しており、作業中、万が一、刺された時は、この道具で、即、毒を吸いとるようにしています。
蜂も茶園の中では大事な生き物なので、出来るだけ、そっとしておきますが、ハチの巣で作業が出来なくなる場合などは、防御服を着て採取し、幼虫は、居合わせた家族やスタッフで調理して美味しく戴くことになります。(岩田文明)
当園の有機栽培茶園には、年に一回、「菜種油粕」を入れています。昨冬敷詰めたススキなどの有機物と混ざり合い、茶園の畝間でゆっくりと分解が進んでいきます。当園では、茶園土壌みずからの力で有機物が分解され茶樹の栄養となっていく、その過程を大切に考えています。(岩田文明)