今年のテーマは つり!!
準備はお茶が終わるとすぐから始まりました。
夕方 少しでも時間が空くと
つりざおを持って出動
文明が子供のころ ギギをつりまくっていたエリアに姿はなく
川上へと探索の手は伸びます。
前日まで ギギには出会えずじまい。
前日の夕方
チーム岩田では、車で40分ほど上流まで釣りに出かけました。
途中で少し雨が降ったおかげで、
淵のほうで20センチ級のカワムツが4匹をはじめ型の良いのが15匹ほど釣れました。
今回、チーム内で宴にむけて役割分担があるものの、
捕獲から調理、食べることまですべての工程を一貫してかかわることも大切な目的です。
川釣りが初めてだったという岡野、道免も、幸先よくしっかり釣りました。
川釣り班結成
当日、釣り班は朝4時起きで、まず「天ぷら」「甘露煮」用の小魚を確保しに出かけました。
次はブルーギル釣り。ギギは断念してブルーギルこと「川ギス」に変更。
元は食用として輸入された「外来魚」。外来魚でも 地産地消です。
北城さんはブルーギルのことを「川ギス」とまで言われてますが、
まるで鎧兜をかぶったように硬く、見た目は美味しそうではありません。
ブルーギルが釣るのが難しい魚であれば、もっと高級感も出るだろうけど、
これは入れ食い状態(餌を入れた瞬間に釣れる)です。
みんなで協力しながら、ひたすら2時間釣り続けて終了。
釣った「川ギス」は約80匹
帰宅後、すぐに下処理をしました。
「三枚にさばいて準備してこそ、はじめて川ギスになる」というのが、北城さんの真意でした。
なるほど、バットの中は立派な川ギスです。
高級食材となった「川ギス」は、
粗は「火鍋のだし」、三枚おろしは「フライ」「焼き魚」へと、余すところはありません。
その他、当日は鶏の解体班、ザリガニ釣り班、茶園の蜂の巣や雑草(スベリヒユなど)採り班、
チーム岩田の自給用菜園収穫班など、大人も子供もみんなで分担して力を合わせながら食材確保
おかげで、豪華な料理が揃い、どれもこれも美味しいものばかりでした。
その中でも、とくに好評だったのは「川ギスの天ぷら」でした。
子供たちも絶賛
このイベントにやや腰が引けている ルナ・丸山も
子供につられて一口「すっっごーい おいしいやん」「なにこれ」
夜は、いろいろ食べて、たくさん話して、よく酔いました。
「素材をつくり(発掘して)、磨き、その価値は自分たちの力で高めていく…」
「地域で自立していくということ…」「等々…」。
地産地消の宴で月ヶ瀬に集まった方々から、
そしてブルーギルをはじめ自然から大切なことを学ばせて頂いたと感じています。ありがとうございました。
第三回 地産地消の宴の打ち合わせも聞こえ始めました。