月ヶ瀬健康茶園

お知らせ・ブログ

種を植える茶園をつくっています

こちらは2か月前迄笹林だった所ですが、笹の粉砕、粉砕した笹の回収と自家茶園への投入という工程を経て、ようやく地元の専門業者の方に根の鋤取りや深耕を始めてもらうことができました。たくさんあった地上部の有機物は、きれいに回収できたのですが、根の量も多く根の山がたくさん出来てきました。この場所は古琵琶湖層群の地層が表層にあるため、粘土やシルトの層、山砂利の層、朱色・赤・黄・白・肌色などいろいろな土があります。(岩田文明)

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古琵琶湖層群の地層に種を植える

 

 

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2017年1月の状態

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地上部の有機物を回収した部分(上)と、まだの部分(下)2017年2月

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月の三重オーガニックマーケット

小春日和がつづき、月ヶ瀬では梅の花が見ごろを迎えています。

山の中で育つ原木生椎茸も、次々に収穫できるようになってきました。

 

明日は毎月恒例の三重オーガニックマーケット。

お茶と一緒に、久しぶりに原木生椎茸も販売予定です。

ぜひお出かけください。

 

■三重オーガニックマーケット

■開催日時:平成29年3月11日

■場所:三重県亀山市 関地蔵院

 

https://mie-o-market.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-34a8.html

httpss://ja-jp.facebook.com/mieorganicmarket/

 

 

(道免)

茶山に種を植える準備を始めました

今春、種を植える茶山の準備を始めています。

一昨日は雨が降ったので電気柵のガイシ付けや笹の棒切りをしました。土をひっくり返したりするイノシシは15年程前から増えてきましたが、幼木の新芽をかじったりする鹿も最近は増えています。これまでは高さ1.2mの猪用の電柵棒を使っていましたが、今回は初めて鹿用1.8mを導入しました。

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昨日は晴れたので、種を植えるポイントを計測しながら、笹の棒を立てていきました。ここの茶山は山の斜面に沿って4区画あり、それぞれ広さや方角、標高、土質といった条件が異なりますので、その条件に合いそうな品種の種を地形に沿って植えていく計画をしています。(岩田文明)

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粉砕した笹を茶園に入れ始めました

ミニユンボのハンマーナイフモアで粉砕した笹が乾いてきたので、集草、袋詰めして、茶園の畝間に入れ始めました。これで、粉砕⇒乾燥⇒集草⇒袋詰め⇒運搬⇒投入まで、繋がりました。背丈以上もの高さのあった笹ですが、粉砕、乾燥することで、笹の体積が小さくなり、軽くなり、効率の良い仕事が出来ました。(岩田文明)

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集草作業

 

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袋詰め作業

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運搬

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葛の根を掘り、「月ヶ瀬本葛」づくりを始めました

 

年始に、吉野「中井春風堂」さんの葛会に参加してから、自分達でも葛をつくってみたいと思っていました。

ちょうど、今春、茶の種を植えるため、草刈りをしている所で、太い葛のツルがたくさんあり、株元をチェックしてありました。ここは南東向きの赤土で、昔、菜園畑だった所で、30年以上草刈りをしていないという立地条件です。さらに根にデンプンが蓄積された厳寒期に掘るというタイミングなので、どのような本葛が出来上がるか、とても楽しみです。

葛会では、

●吉野本葛は「クズ」の根から取り出した(葛でん粉)だけを原材料とし精製したもの。

●吉野葛は、葛でん粉を主原材料に用い、従原材料としてさつま芋から採取した(甘しょでん粉)を混合したもの。

と教わったので、今回は「月ヶ瀬本葛」をつくるということになります。(岩田文明)IMG_6536

 

 

 

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600万年前、古琵琶湖が発生した月ヶ瀬北東(伊賀盆地西方)地域

自然栽培を意識したお茶をつくるようになってから、自分たちが茶栽培を営む地域の地質について、もっと知りたいと思うようになってきました。300万年~500万年前に伊賀盆地に古琵琶湖が存在した頃の古琵琶湖層を含んでいる場所もあることは分かっていたのですが、最近、読み始めた「移動する湖、琵琶湖」という本には、『古琵琶湖が発生したのは約600万年前、伊賀盆地西方の月ヶ瀬石打ブロックである』と書かれていました。当園が茶を栽培する地域の東側が、この古琵琶湖層を含む区域になります。この話が、何を意味して、お茶とどのように繋がっていくかは、まだ分かりませんが、とても興味深く感じます。岩田文明

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今、読んでいる本

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古琵琶湖層に茶樹を植栽した茶園の横の土手

 

 

2月の三重オーガニックマーケット

暦の上では春を迎えましたが、まだまだ寒い日がつづいております。

月ヶ瀬では今日は、雪景色がひろがっています。みなさまのまわりはいかがでしょうか。

 

今月の三重オーガニックマーケットのご案内です。

■三重オーガニックマーケット

■開催日時:平成29年2月11日(土)10:00~14:00

■場所:関地蔵院

https://mie-o-market.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-34a8.html

httpss://ja-jp.facebook.com/mieorganicmarket/

温かいお茶をご用意してお待ちしております。

ぜひお出かけください。(道免)

1月の奈良オーガニックマーケット

朝晩は凍てつく寒さですが、ここ数日、日中は暖かい日がつづく月ヶ瀬です。

 

明日1月29日は定例の奈良オーガニックマーケット。

定番の煎茶・ほうじ番茶・紅茶に加え、春も近づいてきましたので、花粉症対策によく飲まれている「べにふうき緑茶」のお試しパックも販売予定です。

ぜひお越しください。

 

■奈良オーガニックマーケット

日時:1月29日(日)9:00~14:00

会場:JR奈良駅前

httpss://www.facebook.com/n.o.m.kodomo/

 

(道免)

笹ジャングルの奥へと続く獣道を発見

ミニユンボに付けたハンマーナイフモアで険しい笹林を粉砕中、奥へと続く獣道を発見しました。この辺りはジャングルの中心部なので、人が入ってくることが一切出来なかった所です。地域内には、こういったジャングルが、あちこちにありますが、人里近くにも関わらず人が近づくことができない、このような空間がイノシシの住処となり獣害が増えてきたのではないかと思います。こうやってイノシシのアジトを破壊していくことも、この作業の大切な目的の一つでもあります。(岩田文明)IMG_6515

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落ち葉の回収と茶園への投入

農閑期のメイン業務の一つ、落ち葉の回収と茶園への投入の真っ最中です。「回収場所の選定」⇒「かき集め」⇒「袋詰め」⇒「運搬」⇒「茶園への投入」とう順序で各工程ごとにチームワークによって進めていきます。

茶園では「有機物投入」の目的の他、「雑草抑制のマルチ」「干ばつ対策」、落ち葉回収場所では「農道保全」といった、多面的・公益的な役割を果たせるよう考えています。茶園の畝間に投入された落ち葉は、来年度、畝間でボチボチ分解されいきます。(岩田文明)

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落ち葉をかき集めた状態

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茶園の畝間に投入し終えた状態

 

 

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