12月4日と5日開催の『第15回全国地紅茶サミットin奈良「ならではの紅茶&香茶」』は、おかげさまで両日ともににぎわい盛況に終えることができました。多くの方に来場いただき、本当にありがとうございました。
月ヶ瀬健康茶園も、実行委員会のの一員として、企画や準備、当日の運営に携わらせて頂き、紅茶を通じて多くの学びをさせて頂きました。このような経験を、今後のお茶づくりに、活かしていきたいと思います。岩田文明
12月4日と5日開催の『第15回全国地紅茶サミットin奈良「ならではの紅茶&香茶」』は、おかげさまで両日ともににぎわい盛況に終えることができました。多くの方に来場いただき、本当にありがとうございました。
月ヶ瀬健康茶園も、実行委員会のの一員として、企画や準備、当日の運営に携わらせて頂き、紅茶を通じて多くの学びをさせて頂きました。このような経験を、今後のお茶づくりに、活かしていきたいと思います。岩田文明
月ヶ瀬健康茶園も、今回の実行委員の一員として企画や準備を進めてきた『第 15 回全国地紅茶サミット in 奈良 「ならではの紅茶&香茶」について 』。いよいよです。
12月4日10~16時、5日10~15時、奈良県庁回廊に全国から39件(うち県内19件)もの出展者が勢ぞろいするなか、月ヶ瀬健康茶園も出展します。
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飲み比べ紅茶として次の3種を淹れさせていただく予定です。
●有機紅茶月ヶ瀬夏摘み(今回限定)
「さやまみどり」「さやまかおり」茶園のウンカ芽を製茶した和風の蜜香紅茶です。
●有機紅茶月ヶ瀬春摘み「やまとみどり実生」
唯一、奈良県で育成された品種「やまとみどり」の実生茶園で収穫した紅茶です。
●有機紅茶月ヶ瀬べにひかり
日本で育成された本格紅茶品種「べにひかり」。鼻に抜けるような清香が特徴です。
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販売させて頂く紅茶は、いつもの自然栽培・有機栽培シリーズ、そして飲み比べ紅茶以外に、限定で次の手摘み紅茶3種も予定しています。
●手摘み紅茶「べにひかり(夏摘み)」
品種:べにひかり、茶園名:山ノ下、摘採年月:2012年8月(夏摘み)
メモ:ウンカの食害を受けて蜜の香りが発揚したタイミングで手摘みしました。蜜香・熟成
●手摘み紅茶「べにほまれ(秋摘み)」
品種:べにほまれ、茶園名:井口山、摘採年月:2012年9月(秋摘み)
メモ:アッサム系「べにほまれ」特有の香気と旨みのバランスがとれた時期に手摘みしました。熟成タイプです。
●手摘み紅茶「べにひかり(秋摘み)」
品種:べにひかり、茶園名:山ノ下、摘採年月:2013年10月(秋摘み)
メモ:若芽の頃にウンカの食害を受けて、生長が止まったタイミングで手摘みしました。蜜香・熟成。
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県庁回廊にて、お待ちしております。岩田文明
種採りの作業を開始してから、10日が経ちました。晴れた日は、いろいろな種類の蜂が飛んできて、ぶんぶんと賑やかです。
スズメバチは怖いですが、このおかげで種できます。岩田文明
おかげさまで今年の収穫はすべて終了し、農閑期に行う仕事を始めています。
11月に入り、採草地で、ススキを刈り、括って運搬、茶園の畝間に敷詰めていく作業を進めています。
畝間に敷詰めたこのススキは、雑草抑制のためのマルチ的な役割がある他、干ばつ対策にもなります。さらに少しずつ分解されていくススキの栄養が、来年度以降のお茶を育てていくことになります。(岩田文明)
山の木々の葉も色づきはじめ、日に日に秋が深まる月ヶ瀬です。
秋は毎月恒例のオーガニックマーケットに加え、イベントで出店販売する機会が増える季節です。
温かい試飲のお茶をご用意してお待ちしております。ぜひおでかけください。
(タイミングがよければ、朝どりの原木生椎茸も販売いたします。)(道免)
*今月後半のマーケットのご案内*
■奈良オーガニックマーケット
日時:11月20日(日)9:00~14:00
会場:JR奈良駅前
httpss://www.facebook.com/n.o.m.kodomo/
※会場の都合で、今回は最終日曜日ではなく、1週繰り上げとなります。
■オーガニックベジフェス 収穫感謝祭
日時:11月20日(日) 10:30~15:00
会場:百萬遍知恩寺境内(京都市左京区田中門前町103)
■彩(いろどり)マーケット
日時:11月23日(水) 9:00~14:00
会場:奈良市役所 市庁舎前広場(奈良市二条大路1-1-1)
昨年より、種から苗をつくる取組みを始めましたが、今年も種採りの季節がやってきました。
茶樹は他家受粉するため、種子親が同じでも、その種から育つ茶樹の形質は、いろいろとなります。例えば、「やぶきた」を種子親として種を採った場合、「やぶきた実生」で、やぶきたのような特徴を引き継いでいるのは20数パーセントとなるそうです。
当園では、昨年「べにひかり」を種子親とする種を採り、まずは苗床で育ててみましたが、一年生の苗の様子はこんな感じです。初めての取り組みですが、これから数年かけて、種子親と似た特徴を持っている「実生苗」を選抜していきます。(岩田文明)
今秋は10月中旬まで暑い日が続きましたが、秋番茶の収穫を始めて2週間が経ち、10月末になると例年並みの陽気となってきました。
奈良・月ヶ瀬では最低気温が5℃を下回り、いよいよ肌寒く感じる季節となりました。
秋番茶の最終日は、紅茶品種「べにふうき」の番茶を緑茶に製茶、「べにひかり」の番茶は紅茶に製茶しました。成熟した番茶でつくったので、どちらも、すっきりとしたお茶に仕上がりました。(岩田文明)
茶園では、毎年、年に二回(6月と9月)、チャドクガの幼虫が生まれるのですが、この時期に茶園での作業中に幼虫に触れると、皮膚がかぶれて腫れ上がり酷いかゆみに襲われます。茶の新芽を食べるだけでなく、人間にとっても、なかなか大変な虫です。そこで、この「チャドクガ」を減らすため、有機栽培茶園では、雄の蛾を誘引して捕獲する「フェロモントラップ」を設置しています。
本日、トラップの中を見てみたところ、写真のような感じで「茶ドク蛾」の成虫が入ってました。(岩田文明)
秋番茶の収穫と製茶は終盤を迎えています。昨日、茶刈をした茶園は、イノシシが暴れて、作業中にUターンをするための足場が見事に崩されていました。毎年、晩秋になると、イノシシの動きが活発になります。
茶園のほうは、6月に収穫した刈下番茶以降、4か月間で、じっくりと順調に生育してくれました。来年の一番茶に向けて、準備が整いました。(岩田文明)
10月中旬になり、ようやく秋らしい陽気となり、毎日、秋番茶の収穫(整枝)と製茶をしています。今日は、宮山茶園の急傾斜の縦畝の茶刈りでした。急傾斜地を縦に動くため、専用のスパイク付の靴を履くことで、足元が滑りにくくなります。このようなところは、人が仕事をするには非常に体力を使う茶園ですが、茶樹にとってはとても育ちやすい茶園なのだと考えています(岩田文明)。