こんにちは。月ヶ瀬健康茶園の道免です。
「一般社団法人 こども園まきば」は、10数年前から月ヶ瀬健康茶園のお茶を飲んでくださっている、こども園です。
三重県名張市でシュタイナー教育を実践して19年。
私も勉強会等でまきばを訪れたことがあるのですが、心休まる、静かで美しい環境が印象的でした。住宅地にありながら自然に囲まれた立地にあり、子どもたちが身体をのびのびと動かして遊べる園でもあります。
「子どもが自分の感覚を通してさまざまな体験ができるよう」にという思いから、近くの森で遊んだり、天然酵母のパンをつくったり、にじみ絵を描いたり、といたった日々の活動や季節の行事を一つ一つ大事になさっています。
こんな素敵な環境で幼児期を過ごす子どもたちは、どんな風に育っていくのだろうといつも楽しみにしています。
こども園まきばでは、10年以上「煎茶うがい」に取り組んでいらっしゃいます。
「煎茶うがい」について、園長の竹中輝代先生にお話しをうかがいました。
まきばでは、毎年11月~3月にかけて、風邪やインフルエンザが流行する時期に「煎茶うがい」を実践してきました。昨年、コロナウイルス感染症が流行しはじめた春先からは、毎日つづけているそうです。
昨年はインフルエンザにかかった園児はいなかったそうで、今年も手洗い・うがいをしているおかげか、風邪の園児も少ないとのことでした。
風邪・インフルエンザにかかることがあっても、回復が早いように思うと先生はおっしゃっていました。
初めはうがいがうまくできない子も、年長さんや周りのお友達を見て徐々にできるようになっていくそうです。
うがいができず、もし飲んでしまってもお茶なので安心ともおっしゃっていました。
輝代先生自身の体感では、「喉がイガイガする時に煎茶でうがいをすると、むず痒いのがとれる」とのことでした。「喉の奥までうがい液(お茶)を入れてうがいをするのが大事と思う」とも。
最後にこども園まきばの「煎茶うがい」のレシピと取り入れ方(タイミング)をご紹介します。
◎うがい用煎茶のレシピ 1日分(園児25人分)
*用意するもの*
・煎茶(荒粉):適量
・お湯:1L
・大きめのやかん
*作り方のポイント*
・やかんで一度に一日分をつくります。
・茶葉は渋くならないように、園児が飲みやすい分量で調整するのがポイントです。濃いと感じる場合は水でうすめて使っています。
◎うがいのタイミング(1日3回)
①お茶の時間の前
②外遊びの後
③お昼寝の後
煎茶うがいを毎日つづけることが、風邪やウイルス予防に役立っているのではないでしょうか。
また輝代先生にお会いした時に、子どもたちの様子を聞いてみたいと思います。
【団体情報】
こども園まきば
〒518-0755三重県名張市緑ヶ丘中一番地
https://www.kodomoen-makiba.com/