茶の木の樹高が高くなってきたり樹勢が衰えてきたりした場合、深くから刈り込んで更新することにより、管理作業が容易な高さになったり樹勢を回復することができます。一般的な日本の茶樹は茶葉を残さずに深く刈り込みます(写真1)が、インドやスリランカに行ったとき一枝分の茶葉を残して深く刈り込んでいる光景を何度もみました(写真2)。聞くところによりますと、アッサム系の茶樹は、このように葉を残した状態で、深く刈り込むのが一般的な方法なのだそうです。
今春、母樹園として管理しているアッサム系紅茶樹の品種園の樹高が高くなってきたので、インドやスリランカで視た中切方法に習って刈り込み作業をしました(写真3)。しばらく観察してみます。