2004年3月、新しく開墾した井口山の茶園に苗を植えました。この場所は、1960年代半ば、父が山林を開墾して「やぶきた」種を植えて茶園にした所でしたが、1990年頃から、耕作放棄地となっていました。ここは名張川が形成するV字渓谷の切り立った山(井口山)の頂上で、昔、良い茶が出来たそうです。もういちど、整地を行い、紅茶品種である「べにふうき」を中心に、「べにひかり」「べにほまれ」を植えました。
定植作業をおこなった手順を紹介します。
1.苗床の苗を、運搬する。
2.定植
3.あらかじめ、準備しておいた下草を運搬する
成木になって、収穫できた時は、いったいどのような香りの紅茶ができるのか。いろいろな想いを膨らませながら、定植作業を完了しました。