今季の秋番茶の収穫と製茶が終了しました。秋番茶として出荷するロットの選定と合組(ブレンド)割合を検討するために、数種を比較しました。
茶園(ロット)毎に、異なる特徴の秋番茶ができる条件は、
1.品種の違い(元来、品種がもっている特徴の違いが、お茶となって表れる。)
2.点在する茶園毎に異なる葉茎の生長具合や成熟具合、
3.茶園毎に異なる土質、
等が、考えられます。
いっぽう有機栽培より自然栽培のほうが、インパクトは弱いものの、繊細なところで特徴の違いが出てくると思います。
今季の秋番茶は、在来:やぶきた(梅ケ谷):さえみどり:おくみどり(ホリコシ峠)=1:2:2:2という割合にすることにしました。
2015年11月6日 月ヶ瀬健康茶園 岩田文明