月ヶ瀬健康茶園

文明語る

地元小学校に、お茶の話をしに訪問する

今日は、月ヶ瀬茶業振興会の方と日本茶インストラクターのメンバーで、地元小学校3年生のクラスに、お茶のお話しに行きました。毎年、3年生の教室に伺い、もう10年近く続いている授業なのですが、最近は地区の人口減少と同時に、小学校も一学年で10人前後となっています。

今回は事前に、お茶についてアンケートをとったところ、「世界のお茶を知りたい、そして月ヶ瀬のお茶も知りたい」という希望が多かったことから、いろいろなお茶を同時にティスティングすることにしました。

・ダージリン ファーストフラッシュ

・キーマン

・スリランカ ウバ

・ダージリン セカンドフラッシュ

・凍頂ウーロン茶

・月ヶ瀬煎茶(実際に子供たちが手揉みしたお茶)

・月ケ瀬の煎茶

・月ケ瀬のほうじ番茶

・徳島の阿波番茶

・中国のプーアール茶(固形茶)

 

それぞれのお茶の味、香りや色の違いなどを、比べました。世界には、いろいろなお茶があり、その中に日本そして月ヶ瀬という産地があるのだと、漠然と子供たちに伝えたいと考えました。

毎年思うことは、クラスの人数が減少しているにも関わらず、子供達に活気が感じられ、皆がそれぞれ興味があることを自分の言葉で表現してくれるということです。1人1人の存在が強く感じられます。

これから未来に向かって、大事にすべきことの一つを、子供達から、こちらが教えてもらったような気持ちになりました。

2015年11月11日 月ヶ瀬健康茶園 岩田文明