2019年の新茶は、GW頃までの生育状況から、5月13日に収穫開始と見込んでいましたが、5月8日早朝に遅霜があり、私自身が2001年に茶の仕事に就いて以降、最大の晩霜害となりました。地域の方の話によると、1989年(平成元年)以来、30年に一度ぐらいの大きな霜害だったそうです。
霜が降りた当日の夕方には、凍傷に遭った新芽が変色しました(写真1、2、3)
大霜が降りた5月8日以降、「防霜扇設置の有無」「立地条件の違い」などで、霜の被害による状況が異なり、その後の生育状況にも違いが出てきました。そこで、霜害程度によって3タイプに分類して収穫と製茶を行うよう計画を立て直しました(表1)。
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