宮山に隣接する区画を、2015年7月から地域の方から新たに耕作を引き継ぐことになり、宮山に9区画目が増えました。
当園では、同じ茶園内でも、自然栽培・有機栽培を開始した時期が異なったり、特性が異なる品種あれば、区画別に栽培管理や収穫をしていきます。例えば宮山だと9区画になりますので、有機JAS規格で分類すると、宮山1~7「有機」、8「有機(転換期間中)」、9「非有機」という表示になります(2016年1月現在)。
宮山(9)の地勢は、南東向き斜面、陽当たり良好、土質は花崗岩混じりの壌土、真ん中に大きな岩山があります。地表面だけでなく、地下部にもたくさんの岩があるそうです。何よりも、既存の茶山に隣接している区画なので、耕作を引き受けさせて戴くことにしました。
宮山(9)には、これまで「やぶきた」が植えられていましたが、今回は、自然栽培になるまでの経過期間を活かし、改植して、「やまとみどり」という品種を植えることにしました。
そこで、冬休みを利用して、息子たちと、新たに苗を植えるための準備作業をしました。