山で自生している「フユイチゴ」を採って、次男と一緒にジャムづくりをしました。この山イチゴは、奈良・月ヶ瀬の、道端、杉林(植林)の中、竹藪の中など、あちらこちらで自生しています。いろいろと食べ比べて、甘く感じるのは、椎茸の原木が朽ちた山に自生している所のものです。これは炭素分の栄養や、陽当たりの良さが、甘味のあるイチゴが育つのに影響しているのではないかと考えています。
生育環境の違いで自然の産物の味が異なることは、自然栽培のお茶づくりにおいても、ヒントにすべきことがたくさんあるように思います。
2015年12月14日
月ヶ瀬健康茶園 岩田文明