月ヶ瀬健康茶園

文明語る

人工萎凋槽の通風試験をおこなう

今冬、紅茶の製造工程である萎凋(新芽を萎らせる)をおこなうための、「人工萎凋槽」の通風試験を落ち葉をつかって繰り返しました。

新芽が萎れるには、次の5つの大切な条件があります。

・萎凋時間

・生葉を敷く厚さ

・気温

・湿度

・風量

そしてもう一つの重要な条件として、約1.2m×7mの萎凋槽の四隅、真ん中など、どの部分にも、均一な風量が届くことです。

この条件を克服することで、自在に萎凋を進めることができ、ねらいを定めた精密な萎凋をおこなうことができるようになると考えています。

ポイントがみつかったので、これから「約1.2m×7mの人工萎凋槽」を4台、作成します。

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2015年3月13日 月ケ瀬健康茶園 岩田文明