月ヶ瀬健康茶園

文明語る

紅茶8品種の母樹園をつくる

2002年の春、奈良盆地にあった茶業試験場が閉鎖されるということで、そこの品種園から、紅茶専用品種の茶樹を山ノ下団地の片隅に移植しました。移植した品種の名前は、「べにひかり」「べにほまれ」「べにたちわせ」「べにかおり」「あかね」「べにふじ」「さつまべに」「はつもみじ」ですす。昭和30年代~40年代前半、日本の紅茶輸出産業が盛んな時代、紅茶製造に適した品種として育成された貴重な茶の木です。しかしながら、数株ずつでは茶園にならないので、将来、挿し木で増やすための母樹園として育てます。

移植した「べにほまれ」

移植した株

 

奈良・月ヶ瀬 の気候・風土に適し、作りたい紅茶の味を出せるのはどの品種なのか、しばらく様子をみます。