農道に堆積した落葉樹の落ち葉を回収し、茶園に投入する仕事を開始して、6年目となり、農閑期のメイン業務の一つとして成り立つようになってきました。
一見、落ち葉を回収して茶園に投入するだけの単純作業のようですが、皆がプロ意識を持ちながら、業務として継続できるようになることが、非常に重要であると考えています。
当初は落ち葉の回収から茶園への投入までのすべての工程を1~2名で行っていましたが、今季は全体の流れを5つの工程に細分化することでマネージメントできるようになり、増員しても同じレベルで作業を行えるようになってきました。
さらに、この一つの工程を実施することで、大切な複数の目的を果たしていくと考えています。
●茶園内
・真土不二の有機物を活用できる。微生物の活性化、炭素分等のミネラル分補給、等々。
・畝間をマルチすることで、夏場の除草作業時間を大幅に削減できる。
・畝間をマルチして土壌を保湿することで、夏季の干ばつ対策となる。
●茶園外
・農道の淵が崩壊するのを防ぐ(農道の保全)
・交通事故の防止
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