幼木茶園での除草作業中に「産みたて?のムカデ」と「親らしきムカデ」を発見しました。私自身、ムカデの卵を見るのは初めての経験でした。
そこで、この機会に、ムカデを見つけた時、私ならどのように対処するかというお話になります。もし、普段生活をしている家の中でムカデに遭遇したら直ぐに仕留める習慣がついていますが、茶園で遭遇した時は、そのままにしておきます。それは、家の中で生息するムカデは私を含めて家族が刺される危険な生き物になってしまう一方で、茶園で生息するムカデは生態系の一部として茶園土壌で大切な役割を果たしてくれていると考えてしまうからです。同じムカデであっても、発見した場所が違えば、私とムカデの関係性は異なり対処方法も異なることになります。
日常の中で、同じものであれば、無意識のうちに、ひとまとめにしてしまっているようなことが、結構あると思います。しかし、環境が異なれば、同じものでも、逆説的な捉え方になるようなことも、世の中には、たくさんあるのではないかと思います。