今回は自転車で、木津川を下り、淀川との合流地点(木津川と桂川と宇治川の合流地点)から桂川を上って、京都・嵐山に行く往復コースに挑戦しました。
途中の公園で遊んだり、昼休憩の時は河川敷に生えている葛の太い長いツルを引っ張り出してきて大縄跳びをしたりしながら、二日間があっという間に過ぎて、無事、帰還しました。
木津川の堤防沿いの自転車専用道路を走り続けた際、木津川市、京田辺市、八幡市あたりは、堤防の両側に「玉露園」が広がっていました。これらの玉露園は、昔から洪水の度に上流から流れてきた肥沃な土壌が堆積してきた河川敷に、茶樹が植えられていました。傾斜度はほぼ水平に近く、砂質系の土壌という玉露園の立地条件は、急斜面で粘土質系という、「月ケ瀬の茶山」の立地条件とは、まったく正反対であることを改めて実感しました。
このようにお茶を栽培するうえで大切な立地条件が対照的であることを考えると、「月ケ瀬の茶山」と「木津川河川敷の茶園」とでは、お茶づくりを進めるうえで「果たすべき役割が異なる」ことを意識していくことが必要だと再認識できた二日間でもありました。
2014年11月25日 月ヶ瀬健康茶園 岩田文明