自然のリズムで育った新茶を、そのときに飲むということ
5月に収穫する「その年の」新茶の特徴は、前年の夏以降の気候で茶樹がどのように育ったのかに影響します。とくに農薬も化学肥料も使わず、自然のリズムで茶樹が育つ環境だからこそ、気候の傾向が、素直に茶の特徴になっていきます。そのように育ってきた茶園から収穫したお茶だからこそ、「その年に出来た新茶は、そのときに飲む必要性がある特徴をもったお茶に育っているのではないか」と思うのです。そして私たち人間も自然の中で生きているからこそ、そのように育った新茶を飲むことが大切なのではないかと思います。
例年、新茶として出荷させて戴いている「有機一番摘み煎茶」は、安定した品質で美味しく飲んで戴けるように、早く芽が出る茶園や遅く芽が出る茶園から順次収穫して、お茶が揃ってから、ブレンド(合組)、袋詰めをしてお届けさせて頂いています。しかし、「新茶特急便」は、前半に収穫した茶園の中から、今すぐに飲んで戴きたい茶園の新茶を選んで、いち早くお届けさせて頂く予定です。
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【出荷時期】2024年5月上旬