地域内で耕作されなくなった「茶山」を継続し、新たに自然栽培を開始した茶園で育ったお茶です。「茶山」は昔から農村の暮らしと共に発達してきた故郷の原風景であり、茶の生産だけでなく地域の中で公益的・多面的な重要な役割を果たしてきたと考えています。当茶園では、「茶山」の再生・継続をコンセプトとした“つづけること”の意味を大切にした奈良・月ヶ瀬ならではの茶山のお茶をつくっています。
奈良・月ヶ瀬の山間地特有の気候の中、ゆっくりと茶園が生長することで重みのあるひき締まった新芽に育ちます。春の訪れが遅い奈良・月ヶ瀬ならではの特徴を追究した、一番摘みの新芽「まるごと」お届けさせて頂きます。
四季ある日本ならではの気候・風土を活かしながら、甘い若葉のような和風紅茶に仕上げました。渋みなく、ストレートがおすすめで、和食や和菓子に合います。
熟成した番茶を、出荷直前にじっくりと時間をかけて焙煎した「ほうじ番茶」です。成熟した葉や茎・枝(ジク)を収穫・製茶後、選別せずに、まるごと焙じることで風味のバランスがとれた「ほうじ番茶」となります。渋みなく番茶特有のすっきりとした甘く芳ばしい香気が特徴です。