「お茶の本質」を追究することで、奈良・月ヶ瀬の自然を、そのままお茶で表現した自然栽培茶です。点在する茶山ごとに生産・製茶した、お茶です。
約500万年前の古琵琶湖層群(水成岩)の地質で育つ「やぶきた」種を煎茶にしました。森に囲まれ日照時間が短い茶山で育った新芽を若芽で収穫したことで、自然由来の旨味も感じる仕上がりとなりました。土壌は湖底に堆積した黄色重粘土。立地は伊賀盆地に続く東向き傾斜地。
赤土の山で育つ「刈下番茶」をほうじ番茶に加工しました。この茶園は、毎年、落葉広葉樹の落ち葉だけを畝間に敷き詰めています。ミネラル豊富な環境でゆっくりと育つことで、番茶特有の甘い香味が、細く、体の中に吸い込まれるような感覚の「ほうじ番茶」に仕上がりとなりました。
2017年、「さえみどり」「そうふう」の茶樹を種子親として採種した茶の実を茶山に播き、樹齢6年目となった実生茶園から収穫した春摘み新芽を紅茶に加工しました。まだ幼木で収量が少ないため、隣り合わせになっている「そうふう実生」と「さえみどり実生」の新芽をブレンドして製茶しました。それぞれの品種から採種した茶の実で育つことで、品種と実生が融合した個性的な風味があり、渋味はほとんどありません。ストレートがおすすめです。
発酵具合は、やや浅めに仕上げています。
収穫した新芽を森の中でゆっくりと萎れさせることで、約500万年前の古琵琶湖層(水成岩)の地質で育つ「やぶきた」品種ならではの萎凋香を発揚させました。この煎茶は、ゆっくりと育つ条件が揃ったことで、やさしく身体に吸い込まれていくような感覚があります。茶園土壌は赤黄色の粘質土壌。形状は背斜状。茶樹の植栽は縦畝。
自然栽培歴23年の茶山で、ゆっくり小さく育った若芽を収穫しました。この品種ならではの柑橘系の香りがしっかりと発揚するまで萎れさせ、製茶した煎茶を浅焙煎しました。地質は約一億年前の領家帯、花崗岩(火成岩)を多く含む砂壌土。名張川のV字渓谷の尾根上に背斜状にポツンとある茶園。
赤土の山で育つ「一番摘み」の新芽を、低温貯蔵庫で長期間熟成させました。焙煎することで甘くフルーティーな香味と、透明感のある黄金の水色に仕上がった茶葉を、ティーバッグに加工しました。
扇形に広がる奈良ならではの縦畝の茶園に育つ樹齢50年以上の茶樹です。その「刈り下番茶」を熟成させ、焙煎加工をし、葉・茎等番茶の部位のバランスをとりながらティーバッグに詰めました。
ティーバッグをつくりました。飲むスタイルをイメージして、点在する茶山の茶葉から選び、香りを大切に、マグカップやマグボトルでたのしんでいただけるよう、淹れ方まで工夫しました。
ティーバッグをつくりました。飲むスタイルをイメージして、点在する茶山の茶葉から選び、香りを大切に、マグカップやマグボトルでたのしんでいただけるよう、淹れ方まで工夫しました。